テーラードジャケットで半歩先行くコーデを作る

ポケットといえばミリタリーやサファリテイストに良く見られるディテールだが、ピッティスナップ常連で今回も洒脱な装いで多くの目線を集めたロベルト・マラーロ氏が着用していたのは、テーラードジャケットにハイブリッドしたモデル。一般的なテーラードジャケットよりカジュアルで堅苦しい印象を与えないながら、テーラードジャケットならではのきちんと感もしっかりと携えている優れモノだ。御仁のスタイリングのようにドレッシーにキメるもよし、ラフな格好に羽織って休日コーデを構築するも良しと使い勝手バツグンのため、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか?

オッドジレを取り入れてスーツ・ジャケパンスタイルのイメージを刷新!
ピッティ ウオモ会場で多く見られたのが、スーツやジャケパンにオッドジレを組み合わせた着こなし。特に柄物のオッドジレを差し込んだ御仁が多く、ドレッシーな雰囲気を底上げするとともに奥行き感のあるコーデに仕上げていた。クラシカルな英国調や夏らしさ満点のストライプなど、柄によって千差万別の印象をもつため、ジレを取り入れたスタイリングを思い思いに構築してみてはいかがだろうか。

リネン混のシャツジャケットをさらりと羽織ってエフォートレスをキープしながら大人っぽさを加味!
シャツのボタン開けやベルトレスなどのこなしで寛ぎ感たっぷりに仕上げたこちらの御仁。抜け感がTooMuchにならないよう、シャツの上からリネン混のシャツジャケットをさらりと羽織っているのがポイントだ。ボトムスもリネン混のパンツをチョイスして上下の合わせに統一感をもたせながら、軽快感をより一層演出している。